全日本少年軟式野球大会  第42回岐阜県大会２回戦 (2025/5/5 10:00 前平総合運動場)

順調に２回戦にコマを進めた中津第二クラブの相手は大垣市代表「大垣東部野球クラブ」昨年まで２年連続優勝の赤坂西部クラブを破って出場を決めた強豪で、昨日の１回戦はコールド勝ちで勢いもあるチームです。

先攻の中津第二クラブは初回を三者凡退で簡単に終えると、後攻のマウンドには昨日に続きキャプテン翔太が上がり１番バッターを簡単に追い込んだ３球目、鋭い当たりはレフトスタンドに飛び込む先頭打者ホームランで先制点を献上してしまう。その後も調子の上がらない翔太は守備にも助けられ初回を１失点で終える。

２回表、先頭の４番絶好調大地がヒットで出塁すると５番翔瑛がきっちり送り１死３塁のチャンスで６番櫂がレフトへ同点タイムリーを放ち試合は振り出しに。

２回からマウンドに上がった背番号３のエース大地だったが急遽の登板で調子が上がらず、勝ち越し点を与えてしまう。しかし流石は全国大会を経験したエースは、３回から本来の調子を取り戻し相手に得点を与える気配が全く無ない。その後、１点ビハインドの少し嫌なムードの中５回表を迎えると打席には代打の切り札「背番号０優芯（必殺技はシャウシャウパンチ）」がバッターボックスへ！優芯の豪快なスイングを見た相手の外野手が深めの守備位置を取る中、粘った６球目、相手の守備陣をあざ笑うかのようにセンターの前に落とすテキサスヒットで出塁すると、打った本人、ベンチ内外は大盛り上がり！その後１死から２番希碧がきっちりとスクイズを決めてついに同点！６回には先頭４番大地が四球を選び出塁すると、５番翔瑛が絶妙のバントで内野安打になり、６番櫂が送りバント、７番虎太朗がスクイズと電光石火の連続犠打で勝ち越せば、最終回には希碧の三塁打、大地・櫂の２塁打で３点を加え勝負あり！

最後は相手ベンチからの声援も消え立ち尽くすばかりでした。

点差で負けていても全く負ける気がしない今の中津第二クラブ！点差以上に強さを感じた試合でした。

次は準々決勝！瑞浪北クラブを倒した萩原ＢＢＣと対戦します。